私自身全く霊感はないのですが、そんな私でも過去4回不思議(心霊)体験?と思われることに遭遇したことがあります。
初めて親元を離れ、遠い遠いアメリカへ行き、初めての心霊現象に遭遇しました。
初めてづくしで本当にパニックになるレベルの体験でした。
アメリカなのに、日本の幽霊が出現?するという不思議な現象が起き、幽霊って国境を超えることが出来るの?という素朴な疑問も浮かびました。
わかる方がいたら教えて頂きたいです!!
留学先の状況
まず、どんな心霊現象が起きたのかをお伝えする前に、私の留学先の状況を説明すると、うまく話が伝わると思います。
私の留学先は、留学生のうち約90%が日本人という日本人がめちゃくちゃ多いコミュニティカレッジ(日本でいうところの短大)でした。
留学斡旋会社経由の新入生はみんな寮に住まなけれならないという決まりがあり、2LDKの部屋を4人でシェアしていました。
個室にはベッドと勉強机がそれぞれ2つずつ配置されており、ベッドは少し高めで、ベッド下は3段くらいのタンスになっていて、その横にはスーツケースなどを置ける大きな空きスペースもありました。
毎年恒例の日本人の先輩による新入生歓迎会というものがあり、渡米1ヵ月後くらいで、寮のある一室でそれが行われました。ここで事件は起こったのです。
楽しい新入生歓迎会が一変
新入生歓迎会は最初は楽しく行われていたのですが、ある人物の「ヒロシマゲームしようぜ!」という一言で空気は一変しました。
当時流行っていたらしいのですが、その時はヒロシマゲームって何?状態でした。でも名前からして原爆や戦争に関わっているのかなと思って、私は参加せずに見守ることにしました。
ノリが悪いと言われましたが、今思えば直感に従ってよかったと思っています。
- 親とターゲットを1人ずつ決めて、ターゲット以外の人たち(仕掛け人)を集めて親が本当のルールを教えます。
- 本当のルールとは、親が催眠術の真似事をし、「3、2、1、パチン(指パッチン)」の合図で仕掛け人は眠ったフリをし、ターゲットを騙すというものです。
- 今度はターゲットを含め皆に偽のルールを伝えます。それは、親が「3、2、1、パチン(指パッチン)」とすると、皆が眠るはずだが、1人でも眠らない人がいると、他の眠った人がこの世に帰ってくれなくなるというものです。
- ゲームが始まると、ターゲット以外は皆眠ってしまうので、ターゲットは自分のせいで皆がこの世に帰ってこれなくなってしまうと思い、焦って、騙されることになります。
仕掛け人たちはターゲットが焦り、パニックになる様子を見て楽しむという何とも不愉快なゲームですね。
ヒロシマゲームスタート!
ゲームは個室でドアを閉め切って行われていました。私と友人はリビングのソファーに座ってその様子を見守りました。
3人ほどターゲットを変え(仕掛け人は同じ)、ヒロシマゲームをしていたのです。
しかし、3人目のターゲットの時に個室のドアが開いて、一斉に皆がキャーッと言いながら部屋から飛び出てきました。
ただ事じゃないと思い、個室の中に駆け寄ると、ターゲットの女の子の様子がかなり変だったのです。
その女の子は、とても小柄で華奢なギャル。ネイルは凶器のように長く、ばっちり決まっていました。
そんな彼女が自分の腕をそのネイルで掻きむしって血だらけになっていました。
それも、「イタイ、イタイ」と泣き叫びながら、、、。
かなり異様な光景に驚き、落ち着かせようとするけど、力が強い。
先ほどお伝えしたように、かなり華奢な子だったのですが、男3人がかりでも振り回されるくらい力が強かったみたいです。
どうにか落ち着かせて、リビングにいた私と友人はその彼女と仲が良かったので話しかけに行ったのですが、全く目を合わせてくれないのです。
しかしそこまで仲良くない他の友人が話しかけると目を見て話すという不思議なことが起きました。
私と一緒にリビングにいた友人は、母親は霊媒師で、本人も少し霊感がある子でした。
今考えると、ギャルの女の子は幽霊に憑りつかれており、霊感のある友人と目を合わせるのが怖かったんだと思います。
ギャルの女の子が見たものとは、、、
とりあえず、母親が霊媒師の友人が日本にわざわざ電話をし、母親に事情を話し、簡易のお祓い方法を教えてもらいました。
ヒロシマゲームをしていた人達全員でその簡易のお祓いをし、一旦落ち着きを取り戻しました。
ギャルの女の子は話ができるまで冷静になり、詳しい話を聞くことが出来ました。
その話によると、ベッドの下のスーツケースを置くスペースが気になったので、見てみると、手足がバラバラになった遺体が転がっていたとのことでした。
その時とっさに「可哀そう」と思ったらしく、そこから記憶がなくなったそうです。
気づくと腕が血だらけになっていたので、驚いていました。
同時に起きた別の心霊現象
私と友人がヒロシマゲームに参加しなかったのは、友人が個室の窓の外を見た時に、おかっぱ頭の女の子が見えたと教えてくれたからです。
そこは2階で窓の外には人が立てるようなところはありませんでした。
それに加え、ヒロシマゲームという名前が気になって参加するのは嫌だったので、リビングで待機していました。
実は、個室とは別にリビングでも心霊現象が起きていました。
その日は結構蒸し暑くて、扇風機を回していたほどでした。
それなのに、私と友人は毛布をかぶるくらい寒かったのです。
私たちの周りだけ、冷気が漂っている感じでした。
そうこうしているうちに、ソファーに座っていた私と友人の触れ合っている脚(私の左脚と友人の右脚)が何の前触れもなしに同時に上に上がったのです。
その直後に個室から一斉に皆が出てきました。
おかっぱ頭の女の子は日本人なのか?
ここで気になるのは、2階の外にいたおかっぱ頭の女の子のことです。
まず、ヒロシマゲームっていう名前から戦争を連想させ、そのおかっぱ頭の女の子は戦時中の子であると推測できます。
まず、あの当時のおかっぱ頭をしている人はアメリカにはほとんどいないので、アメリカ人の幽霊とは考えにくいのです。
ヒロシマゲームが日本人の幽霊をアメリカに呼び寄せた、つまり幽霊が国境を越えたことになります。
それができるのであれば、死後には海外に行き放題だなと少し思ってしまいました(笑)
実体験なので、オチがあるわけではないのですが、とても貴重な経験をしました。幽霊は国境を越えられる説についてわかる方がいましたら、是非教えてください!
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