
赤ちゃんの鼻づまりが苦しそう…。
解決するいい方法はないの?
本記事は、上記のように赤ちゃんの鼻づまりを解決する方法を知りたい!と悩む方に向けて書いています。

こんにちは!うずちゃん(uzuchannel.uzuchannel)です。
私はママ歴4年目の薬剤師兼業ブロガーです。
赤ちゃん、特に新生児の鼻づまりは、
『ちゃんと息してる?』
と、何度も口に手を当てて確認してしまうほど、心配なものですよね。
この記事を読めば、鼻づまりの解決方法はもちろん、その原因も分かるので、お子さんの鼻づまりを回避してあげることができます。
鼻づまりの解決方法は3つ
結論から言うと、鼻づまりの解決方法は3つあります。
- 加温・加湿して綿棒やガーゼで取り除く
- 鼻吸引器で吸引する
- 耳鼻咽喉科や小児科を受診する
この3つのどれかをしてあげれば、鼻づまりは一時的に解決されるでしょう。
具体的に一つずつ解説していきます。
加温・加湿して綿棒やガーゼで取り除く

最も簡単なやり方は、ずばり鼻を温めてあげることです!
火傷しない程度のホットタオルで温めてあげると、加湿効果もあるので一石二鳥です。
鼻は冷気に弱いので、冷たい空気を吸い込むと粘膜が腫れてしまいます。
その結果、呼吸がしづらくなるというわけです。
鼻や鼻周辺を加温してあげると、粘膜の腫れが抑えられ、呼吸もスムーズにできるようになります。
さらに加湿してあげることで、ネバネバになったり固まったりした鼻くそも柔らかくなるので、綿棒やガーゼなどで優しく取り除いてあげるといいでしょう。
鼻のお手入れは、お風呂上がりが手っ取り早くてオススメですよ。
鼻吸引器で吸引する

電動と手動の鼻吸引器があります。
どちらでも使いやすい方でOKなので、つまっている鼻水や鼻くそを吸引してあげましょう!
手動の吸引器は口で吸ってあげるタイプなので、それほど吸引力は強くありません。
そのため全て取り除くことができないのが難点です。
逆に電動吸引器は吸引力が強いので、調節しながら吸引してあげると良いでしょう。
私自身両方使ってみましたが、電動吸引器の方がオススメです。
耳鼻咽喉科や小児科を受診


鼻づまりなんかで病院を受診してもいいの?

いいんです!
鼻づまりが何か他の病気の症状かもしれません。
悩むより先に受診して、安心しましょう!
色々試したけど、ダメだったという方は、すぐに病院を受診して、鼻の奥底にあるつまりを根こそぎ吸引器で吸い取ってもらいましょう!
自分で吸引すると、鼻の手前の鼻水や鼻くそを取り除いてあげることはできますが、奥につまっているものを取り除くのは難しいです。
余談ですが、息子が新生児期に川崎病で入院した際、異常な呼吸の仕方をしていたので、鼻吸引してもらいました。
しかし、それでも治らなかったので、喉や鼻のレントゲンを撮りましたが、異常なしでした。
結果、新生児なので鼻腔が狭いのが原因であるため、成長すると治ってきますよと言われました。
潜在的な病気が隠れていたわけではなかったので、受診して安心したのを覚えています。
鼻詰まりの原因と対処法

鼻づまりの原因としてあげられるのが、やはり乾燥でしょう!
赤ちゃんの鼻の穴は小さい上に、鼻の粘膜も敏感です。
そのため、ちょっとした気温の変化によって刺激され、鼻水が出てしまいます。
そんな状態で部屋が乾燥しているなんてことになると…。
鼻水がねばねばしたり、鼻くそになったりしてしまい、鼻づまりを起こしてしまうというわけです。
乳幼児の居住環境
室温は、冬期には20〜25°C、夏期には外気より4〜5°C低いぐらいの温度が目安です。
湿度は、50%前後が目安です。
冬期にのどや肌の乾燥対策として加湿器を使用する場合にも、湿度が60%以上にならないようにしましょう。
東京都福祉保健局 健康・快適居住環境の指針
対処法としては、エアコンなどで室温を一定(冬期には20~25℃、夏期には外気より4~5℃低いぐらいの温度が目安)に保ち、加湿器などで湿度を50%前後に保ってあげるのがベストです。
湿度が高過ぎるとカビ発生の原因となってしまうので、湿度が60%以上にならないようにしましょう。
ここで温度・湿度が一定に保たれているかを確認するのに必要なのが、温度・湿度計です。
私はアナログタイプを使用していましたが、断然デジタルがオススメです。
鼻づまりを放っておくと悪影響が…
赤ちゃんの鼻づまりをそのままにしておくことで起こる悪影響は3つ考えられます。
- 眠りが浅くなる
- ミルクや母乳が飲みにくくなる
- 中耳炎になる
具体的に一つずつ解説していきます。
眠りが浅くなる

赤ちゃんは口で上手に呼吸ができないため、鼻がつまると鼻呼吸しづらくなります。
その結果、眠りが浅くなり、赤ちゃんの機嫌が悪くなるという負のループに陥ってしまいます。
なかなか寝ることができない赤ちゃんのお世話で、お世話している人も疲れ果ててしまいます。
精神衛生上、お互いに良くないことですね。
ミルクや母乳が飲みにくくなる

鼻がつまると呼吸しづらくなるため、ミルクや母乳が上手く飲めなくなってしまいます。
赤ちゃんに必要な食事量が確保できない可能性も出てきます。
中耳炎になる

鼻と耳はつながっているので、ウィルスや細菌を含んだ鼻水が中耳に入ると、炎症を起こし中耳炎になってしまうことがあるそうです。
かかりつけの小児科の先生からは、こまめに鼻水をとってあげるようにと言われました。
まとめ
鼻づまりは放置せず、きちんと対処して、赤ちゃんのために鼻づまりにならない環境を整えてあげましょう。
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